英語で「ご了承ください」を言う時のポイントと例文集

はじめに:英語で「ご了承ください」を使うシチュエーション

英語で「ご了承ください」という表現を使うシチュエーションは、様々な場面で出くわすことがあるでしょう。例えば、ビジネスシーンでは、取引先や顧客に対して何かをお願いする際や、予定変更や遅延などのお知らせをするときに使用します。また、プライベートな場面でも、友人や知人に対して何かを理解してもらいたいときや、自分の都合で予定が変わった場合などにも使うことがあります。

特別な状況下、たとえば緊急事態やトラブルが発生した際にも、「ご了承ください」の表現が求められることがあります。これらのシチュエーションでは、相手に対して適切な言葉遣いや敬意を示すことが重要です。この記事では、英語で「ご了承ください」を使う際のポイントや例文を紹介していきます。

ポイント1:「ご了承ください」の表現の選び方

英語で「ご了承ください」と言う時、相手に対する敬意や丁寧さを十分に表現することが重要です。そのため、状況や相手の関係性に応じて適切な表現を選びましょう。例えば、フォーマルなビジネスシーンでは、”Please acknowledge”や”Kindly understand”などの堅めの表現が適切です。一方、カジュアルな場面では、”Please be aware”や”Please note”など、少し柔らかい表現が好ましいでしょう。また、「ご了承ください」だけでなく、状況に応じて”Please accept”や”Please bear in mind”など、より具体的な表現を使うことも覚えておくと役立ちます。

ポイント2:「ご了承ください」を上手く使うための言い回しの工夫

英語で「ご了承ください」をうまく使うためには、言い回しや表現を工夫することが大切です。「ご了承ください」は日本語においては、相手に対して自分の意見や要望を伝える際に使われることが多いですが、英語でそのまま表現すると、直接的すぎる場合があります。

そこで、英語では婉曲表現を用いることが重要です。例えば、「I would appreciate it if you could…」(もし~していただけるなら大変感謝します)や「Please kindly…」(どうか優しく/丁寧に~してください)など、相手に対して柔らかい表現を使うことで、「ご了承ください」のニュアンスを伝えることができます。

また、状況に応じて適切な表現を選ぶことも重要です。「ご了承ください」という言葉には、相手に対して理解や協力を求める意味が含まれています。そのため、言い回しや表現を選ぶ際には、相手がどのような状況にあるか、どんな感情を抱いているかを考慮し、適切な言葉を選ぶようにしましょう。

英語で「ご了承ください」をうまく伝えるためには、言い回しや表現を工夫し、相手の立場や状況に配慮することが重要です。様々な場面で使える表現を知っておくと、スムーズにコミュニケーションをとることができるでしょう。

ポイント3:相手への配慮を忘れずに

英語で「ご了承ください」と伝える際には、相手への配慮を忘れずに表現することが重要です。まず、相手の立場や状況を考慮し、適切な言葉を選ぶことが大切です。また、言い回しにも注意が必要で、無理やり自分の意見を押し付けるように感じられないようにしましょう。柔らかい表現を使って、相手に対する敬意を示すことが、円滑なコミュニケーションにつながります。

例えば、「誠に申し訳ありませんが、ご理解いただければ幸いです」や、「どうか、お手数ですがご了承いただけますようお願い申し上げます」といった表現は、相手への配慮が感じられる言い回しです。これらの表現は、相手に対する敬意を示しながら、自分の意志を伝えることができるため、適切な場面で使用することが望ましいです。

また、相手が拒絶や不快感を示した場合には、適切な対応と謝罪の言葉を忘れずに伝えることが大切です。これによって、相手との関係を保ちつつ、円滑なコミュニケーションを続けることができます。

最後に、言語だけでなく、非言語的なコミュニケーションも重要です。表情や身振りを使って、相手への敬意や理解を示すことで、より良い関係を築くことができるでしょう。

以上のように、英語で「ご了承ください」と伝える際には、相手への配慮を忘れずに行うことが大切です。これにより、相手とのコミュニケーションが円滑に進み、良い結果が生まれることでしょう。

例文集1:ビジネスシーンでの「ご了承ください」

ビジネスシーンでは、取引先や顧客、同僚とのコミュニケーションで「ご了承ください」を使うことがあります。特に、状況や相手によってはフォーマルな表現が求められることが多いため、適切な英語表現を選ぶことが重要です。以下に、ビジネスシーンでの「ご了承ください」の例文をいくつかご紹介します。

  1. 会議の日程変更を伝える場合:
    “Please be advised that the meeting date has been changed to (新しい日付). We apologize for any inconvenience this may cause.”
  2. 仕様変更や納期遅れを伝える場合:
    “Please kindly note that the specifications have been updated and the delivery date will be delayed. We apologize for any inconvenience this may cause.”
  3. 新しい規則やポリシーを伝える場合:
    “Please be informed that we have implemented a new policy regarding (新しいポリシーの内容). We kindly ask for your understanding and cooperation.”
  4. 重要な情報や注意事項を伝える場合:
    “Please be aware that (注意事項の内容). We appreciate your attention to this matter.”

これらの例文を参考に、ビジネスシーンで「ご了承ください」を伝える際には、相手に対して礼儀正しく、適切な表現を用いることが大切です。相手への配慮を忘れずに、円滑なコミュニケーションを心がけましょう。

例文集2:プライベートな場面での「ご了承ください」

プライベートな場面では、「ご了承ください」を使う際に、よりフレンドリーでリラックスした表現が求められます。また、相手が親しい人であることを考慮し、形式的でない英語表現を選ぶことが大切です。

  1. 今晩、遅く帰る予定なので、ご了承ください。
    I might be home late tonight, so please bear with me.
  2. パーティーの時間を変更したいのですが、ご了承いただけますか?
    Would you mind if I change the time for the party?
  3. 私の家でのルールに従っていただくよう、ご了承ください。
    Please understand that you’ll need to follow my house rules.
  4. 遅刻してしまうかもしれないので、ご了承ください。
    I might be running late, so please be understanding.
  5. リビングで音楽を流していますが、ご了承いただけますか?
    I have music playing in the living room, hope you don’t mind.

プライベートな場面では、相手との関係性を大切にしながら、程よい距離感で「ご了承ください」を表現しましょう。親しい関係であればあるほど、相手に無理を強いることがないよう注意して会話を進めていくことが重要です。

例文集3:特別な状況下での「ご了承ください」

特別な状況下では、通常のビジネスシーンやプライベートシーンとは異なる「ご了承ください」の表現が求められます。緊急事態やトラブル、思わぬ事態が生じた際に、相手に理解を求める必要があります。その際の英語表現を以下にご紹介します。

  1. 遅延やキャンセルの場合:Due to unforeseen circumstances, the event has been canceled. We apologize for any inconvenience caused and kindly ask for your understanding.
    (予期せぬ事態が生じたため、イベントがキャンセルになりました。ご迷惑をお掛けして申し訳ございません。ご理解賜りますようお願い申し上げます。)
  2. 緊急事態の対応:In light of the current emergency situation, we kindly ask for your cooperation and understanding as we make necessary adjustments.
    (現在の緊急事態を考慮し、必要な対応を行っています。皆様のご協力とご理解をお願い申し上げます。)
  3. トラブル発生時:We regret to inform you that an issue has arisen. We are working diligently to resolve it and kindly ask for your patience and understanding.
    (問題が発生したことをお知らせいたします。解決に努めておりますので、お待ちいただき、ご理解いただけますと幸いです。)

このような特別な状況下では、相手に迷惑をかけることを謝罪し、できるだけ丁寧な言葉遣いで理解を求めることが大切です。英語表現に慣れていなくても、相手に伝わるよう努力しましょう。

まとめ:英語で「ご了承ください」を言う時のポイントを活用しよう

この記事で紹介したポイントを活用することで、英語で「ご了承ください」をスムーズに伝えることができるでしょう。適切な表現の選び方や言い回しの工夫、そして相手への配慮に注意することが大切です。ビジネスシーンやプライベートな場面、特別な状況下でも、柔軟に対応できるようになることで、より円滑なコミュニケーションができるようになります。今後も状況に応じた「ご了承ください」の表現を増やし、相手に伝わる英語力を磨いていきましょう。

この記事の作成者
大坪政美

大学で35年間教育と研究に従事し、その間、英語による講義、留学生指導、英語論文の執筆、翻訳、国際交流など、英語に関係する業務に携わってきました。退職後、英語教授法のプログラム(カリフォルニア大学)と会議通訳者養成講座(全国学術会議通訳者連盟)を修了しました。そして自身は英検1級を持ち、社会人への資格試験(英検、TOIEC)の指導、中学生への英語指導を行ってきました。

・九州大学農学部卒業
・同大学院農学研究科修士課程修了
・農学博士
・35年間九州大学で教育研究に従事
・カナダマギル大学、イギリスウェルズ大学で研究に従事、ベトナム、インドネシアで  
 JICAプロジェクトに参加
現在 九州大学名誉教授