英語資格検定最新情報| 目的別おすすめの検定とそのレベルを解説

英語資格検定の最新情報:おすすめの試験とその特徴

英語能力を証明する資格は数多く存在し、目的やレベルに合わせて選ぶことが大切です。今回は、最新の英語資格検定情報をお伝えし、おすすめの試験とその特徴を解説します。

英検(実用英語技能検定)

まず、英語教育において最も普及している「英検」は、初心者から上級者まで幅広いレベルの試験を提供しており、学生から社会人まで対象者が多岐にわたります。さらに、英検はリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの全てのスキルを測ることができるため、総合的な英語能力を評価できます。

TOEIC

次に、「TOEIC」は、ビジネス英語をはじめとして、リーディングとリスニングスキルを測る試験であり、企業での英語力評価や就職活動において非常に有用な資格とされています。

TOEFL

また、「TOEFL」は、アカデミックな英語力を評価する試験であり、主にアメリカを含む北米の大学入学を目的とした英語のアカデミック能力を評価します。

IELTS

他にも、「IELTS」は、主に英国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどの英語圏の大学や移民局が要求する試験で、アカデミックバージョンと一般トレーニングバージョンが

これらの英語資格検定は、それぞれ目的や特徴が異なるため、自分の目標やレベルに応じて選択することが重要です。最新の情報をキャッチし、効果的な試験対策を行いましょう。

各検定試験のレベルと難易度を比較:初心者から上級者まで

英語資格検定試験には、初心者から上級者まで対応したさまざまなレベルと難易度が存在します。ここでは、主要な英語資格試験のレベルと難易度について比較してみましょう。

英検 (日本英語検定協会が実施)

  • 目的:日本での英語能力の認定。学校教育や就職活動などでの使用が主。
  • レベル
5級、4級3級準2級2級,準1級1級
初級中級中上級上級高度な上級

TOEIC (Test of English for International Communication)

  • 目的:主にビジネスの場面での英語コミュニケーション能力を測る。
  • スコア範囲:10-990
  • レベル
400以下400 – 600600 – 800800以上
初級中級中上級上級

TOEFL (Test of English as a Foreign Language)

  • 目的:主にアメリカをはじめとする多くの国の大学入学の際の英語能力認定。
  • スコア範囲:0 – 120 (iBT)
  • レベル
60以下60 – 8080 – 100100以上
中級中上級上級高度な上級

IELTS (International English Language Testing System)

  • 目的:主に英国、オーストラリア、カナダなどの英語圏の大学への入学や移住のための認定試験。
  • スコア範囲:0 – 9
  • レベル
4.0 – 5.05.5 – 6.57.0以上
中級中上級上級

それぞれの英語資格試験には、独自のレベルと難易度が設定されているため、自分の英語力や目的に応じて適切な試験を選ぶことが大切です。

英語資格検定の受験方法・費用・申込手順

英語資格検定試験を受ける際には、まずその受験方法や費用、申込手順を把握することが大切です。

受験料比較

英検TOEICTOEFLIELTS
3,900円〜11,800円7,810円(税込)$24525,380〜28,500円
*2023/08/23 時点

申込手順については、各試験の公式サイトにアクセスし、受験申込フォームに必要事項を入力して送信します。その後、受験料の支払い方法が案内されるので、指定された方法で支払いを行い、受験申込を完了させます。

各試験の公式サイトには、詳しい情報が掲載されているため、それらを参考にしてください。

英検(実用英語技能検定)
https://www.eiken.or.jp/eiken/

TOEIC
https://www.iibc-global.org/toeic.html

TOEFL
https://www.toefl-ibt.jp/test_takers/

IELTS
https://ieltsjp.com/japan

各英語検定の合格者の評価・職場での活用例:実践的な効果を知ろう

土岐田健太

英語検定の合格者は、その資格を持っていることで自分の英語能力が認められ、職場や学校での評価が高まることがあります。また、英語資格によっては、海外の企業や大学においてもその価値が認められており、就職や留学の際に有利に働くことが期待できます!

各英語検定ごとに具体的な活用例を見てみましょう。まず、英検はビジネスシーンだけでなく、学校の試験や履歴書でのアピールにも利用されています。次に、TOEICは主にビジネスシーンでの活用が多く、企業内でのキャリアアップや昇格試験の一環として利用されています。TOEFLは、留学や海外の大学受験に必要な資格とされており、多くの学生が受験しています。IELTSも同様に海外留学やビザ申請に利用されることが多い資格です。ビジネス英語検定は、職場での英語使用頻度が高い場合や英語を使ったビジネススキルを身につけたい方におすすめです。

これらの英語資格検定を取得することで、自分の英語力に自信を持ち、職場でのコミュニケーション能力やプレゼンテーションスキルが向上することが期待できます。実践的な効果を確認することで、どの英語資格検定が自分にとって最適か見極めることができるでしょう。

この記事の監修者
土岐田健太

上智大学文学部英文学科卒。同大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了。上智大学学業奨励賞受賞。「教養に裏打ちされた英語力の養成」「将来まで通用する英語力の養成」を掲げ、洞察力に富んだ授業は、受講者の可能性を無限に拡げる。「目標」を明確にし、そこで結果を出すための勉強法や動機付けを個人に最適化した「オンラインパーソナルコーチング」で成果を上げている。Queenの楽曲と『ロミオとジュリエット』を換骨奪胎した演劇『Q: A Night At The Kabuki』(野田秀樹氏脚本)では台本英訳も担当し、字幕サービスに活用されるなど、英語表現力も評価されている。著書に『ビジネスに効く! 英語の教養}(ビジネス社)、『1回1分でサッとおさらいマンガでゆるっと英語』、『英作文トレーニングドリルTransform』(学研プラス)などがある。