TOEICを受ける際、一番最初にとか慣れければいけない問題がリスニングのPart1です。
1問目から滑らないように、Part1では”聞こえて解ける”状態にしておきたいですね。
- TOEIC Part1の全般的な勉強法
- TOEIC Part1を解くときのテクニックと注意点
- TOEIC Part1の対策おすすめの参考書
TOEIC Part1の全般的な勉強法
TOEICのリスニングを勉強するときに意識すること
TOEICのPart1に限らず、リスニングを勉強する際は次の2点に気をつけてみてください!
2つの学習をバランス良くやっていくことで、成長率が上がってきます。
intensiveな勉強法
●試験に特化して集中的なリスニング対策をする
→問題集などを使い、実践を積み、対策を立てている部分の問題を完璧にする
extensiveな勉強法
●TOEICに限らず英語全般を勉強する
→TOEICにマテリアルを絞らずさまざまなマテリアルを使いながら、
自分のリスニングの興味の幅を広げたり、練習の数を増やしていく。
Part1の効果的な勉強法
まずはTOEIC Part1の問題形式をおさらいしましょう!
TOEIC Part1は写真描写問題で、1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送されて、その4つのうち、写真を最も的確に描写している1つの説明文を選ぶという問題です。
ゆえに、勉強するときにはintensiveな勉強法である「TOEICに特化した勉強法」が効果を発揮します。
具体的な勉強法とは?
リスニングの勉強の中でも、ディクテーションを行うことが大事です。
ディクテーションの効果
①「音」を聞き取れるようになる
②「単語」がわかるようになる
③「文法」がわかるようになる
④「流れ」がわかるようになる
自分が聞き取れていない単語を可視化することができるので、単語を聞き取れなかった原因を自分自身で特定し、改善することができます。
Part1で差がつきやすい文法事項
①be動詞+過去分詞(受動態)
②be動詞+〜ing(現在進行形)
③be動詞+being+過去分詞(受動態の進行形の形)
ディクテーションを行う時は、こういった文法事項を意識しながら書き取っていきましょう!
TOEIC Part1で満点を取るためのテクニック
今からお伝えするのは、実際に僕がTOEICのリスニングpartで満点を取るときにやっていることなので、皆さんも実践してみてください!
受動的なリスニングを卒業できる「ツッコミ法」
リスニングに慣れないうちは、受動的なリスニングになりがちです。
「気がついたら問題文が終わっていた」
「聞けているはずが、何を言っていたか頭で理解できない」
このような気持ちになったことある方は少なくないと思います。
そんな方は「ツッコミ法」という方法を使ってみてください!
これをすることで能動的なリスニングが実現できます!
ツッコミ法
例えば、会議中のことが問題にされていたとしましょう。
選択肢が流れた際に、会議中にもかかわらず全く違うことを言っている場合があります。
ツッコミ法とはそんな選択肢に出会したときに
「これはダメじゃん!」「話がつながらんて笑」
と問題文に突っ込むことを言います。
人はダメだったことは印象に残るので、こうすることにより、Part1が解きやすくなります。
シンプルな方法ですが、”ただ聞くだけ”で頭に入ってこないリスニングを脱却するには1番の近道です。
ちょっとしたミスがなくなる「聞き分け」方法
英語には音の聞き分けが存在していて、その特色を知っておくことで、リスニングパートで問題を解くときの耳作りができるようになります。
その方法は二種類あります!
次はその二種類の聞き分け方法について詳しく説明していきますね!
①be動詞+being+過去分詞
この形はbeingと発音するときに「g」が鼻濁音と言って飲み込まれる音です。
なので「g」は耳として認識しずらい音ということになります。
そうするとbe動詞+bein”g”と言っているわけではなくて「be動詞+bein(g)+過去分詞」となるのです。gの発音が飲み込まれる代わりに、「ビーイン」と発音が伸びるのです。
「伸びている発音=なんとかされている最中」と覚えておくといいでしょう!
②have+been+過去分詞
beenのところは短く、弱く発音されるという特徴があります。
そのため、be動詞が聞こえたかわからなかった場合は、「〇〇されていた」というように覚えておきましょう!
TOEIC Part1のおすすめ参考書
TOEIC L&Rテスト書きこみノート全パート攻略編
価格 | 1,650円 |
おすすめポイント | ディクテーションがドリル形式でできる |
結果が出る勉強法!
最後に
今回はTOEIC Part1で結果の出る勉強法とコツについてまとめてみました!
TOEICで最初に解く問題は「 Part1」です。
この問題で失敗して、後に引きずる可能性がある方は、 Part1対策をしっかりとしていきましょう!応援しております!
この記事がより多くの英語学習者に届いて、これからの英語学習の参考になれば嬉しいです!
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上智大学文学部英文学科卒。同大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了。上智大学学業奨励賞受賞。「教養に裏打ちされた英語力の養成」「将来まで通用する英語力の養成」を掲げ、洞察力に富んだ授業は、受講者の可能性を無限に拡げる。「目標」を明確にし、そこで結果を出すための勉強法や動機付けを個人に最適化した「オンラインパーソナルコーチング」で成果を上げている。Queenの楽曲と『ロミオとジュリエット』を換骨奪胎した演劇『Q: A Night At The Kabuki』(野田秀樹氏脚本)では台本英訳も担当し、字幕サービスに活用されるなど、英語表現力も評価されている。著書に『1回1分でサッとおさらいマンガでゆるっと英語』、『英作文トレーニングドリルTransform』(学研プラス)などがある。
この記事では、スタートダッシュが切れるように、Part1で満点を取れる勉強法やコツをお伝えします!