【1万人指導】TOEIC900点のレベルと難易度は?

「TOEICで900点を取って仕事に活かしたい」

TOEIC900点を目指している人はこのように考えている人が多いのではないでしょうか。

今回は、TOEIC900点のレベルと難易度を紹介します!

土岐田健太

TOEIC900点を目指すなら、まずは900点のレベルや難易度を知ることから始めましょう!

この記事でわかること
  • TOEIC900点のレベル
  • TOEIC900点の難易度

TOEIC900点のレベル

TOEIC900点は、受験者全体のおよそ上位3%に当たります!

TOEICのテストは全ての人が受けているわけではなく、英語に自信がある人や、対策を積んでハイスコアを狙いにきている人が多くいます。

土岐田健太

その中で上位3%ということは、英語上級者の仲間入りを果たしていることがわかりますね!

TOEIC900点の英語力でできること

仕事関係で困ることはない

あくまでも、TOEICのスコアだけで見た場合の話ですが、仕事関係では基本的なコミュニケーションを取れるレベルになります。

TOEIC900点は、就職や転職の際に英語が十分にできる人として評価されますし、キャリアアップする際にも申し分のないスコアです!

またTOEIC900点は、日常会話が完璧にこなせて、海外出張や海外赴任が1人でできるレベルとも言われているため、英語を武器に仕事をすることができます!

また、TOEIC900点を突破するとボーナスがもらえるという会社もあるため、仕事で困ることはないと言えるでしょう。中には数十万円もらえるというケースもあります。

さらなる英語力の上達

朱に交われば赤くなる

という言葉があるように、英語が飛び交う場所に身を置けば、おのずと英語力は上達します。

TOEIC900点というスコアを持っている人は、英語での会話に入っていくことができるため、さらなる英語力の上達が期待できます!

TOEIC900点の英語力でできないこと

英語のニュースやインタビューを聞き取る

ニュースやインタビューは、専門的な言葉が出てくることが多いため、聞き取ることは難しいです。また、アンカー特有の話し方もあり、標準的な英語にも幅があるので、いわゆる学習者のために録音された音声のレベルを超えるレベルだと理解できないこともあります。

ドラマや映画を字幕なしで見る

ドラマや映画では、英語に訛りがあったり、早口になったりすることが多いため、ニュース同様聞き取ることが難しいです。また、ドラマや映画では、ネイティブのスラングも多くあるため、より聞き取ることが難しくなります。

流暢に話せない

TOEICL&Rテストでは、スピーキングのテストがないため、流暢に話すことは難しいです。

TOEIC900点を突破できるレベルであれば、簡単な返事を返すことは簡単にこなせますが、長文をスラスラと話すことはできません。

英検何級相当?

文部科学省が公表している資料によると、TOEIC900点は英検準1級相当であることがわかります!

TOEICスコア英検
945〜1級
785〜準1級
550〜2級
225〜準2級
120〜3〜5級

ただ、TOEICと英検では問題形式が大きく異なるため、参考程度に考えてください。

TOEIC900点の難易度

必要な勉強時間

オックスフォード大学出版によると、TOEIC900点を突破するために必要な勉強時間は以下の通りです!

縦軸:現在のTOEICのスコア/横軸:目標のTOEICのスコア/表中の数字:目標達成に必要な時間

出典)elt.oup.com

当然、受験者のレベルによって必要な勉強時間は変わりますが、TOEIC受験者の平均スコアである600点の人でも、およそ1000時間の勉強が必要になるということです!

何問までミスできる?

TOEICのテストは、リスニングパートとリーディングパートがそれぞれ100問ずつの200問で構成されています!

1問何点という採点方式ではないため正確に何問まで落としてもいいとは言えませんが、ミスを17〜19問までにおさめられれば、900点を突破できるでしょう。(意外とミスが多くても900点は取得できますので、引きずらずに取れるところで稼げばOKです。)

最後に

今回はTOEIC900点のレベルと難易度を紹介しました!

このレベルを目指したいと思うことができましたか!

土岐田健太

目指したいと思えたら、あとは勉強するだけです!

この記事がより多くの英語学習者に届いて、これからの英語学習の参考になれば嬉しいです!

現在Libartsでは、「無料」で英語の学習相談を行っているので、英語学習で悩んでいる方は、一度ご相談ください!

この記事の監修者
土岐田健太

上智大学文学部英文学科卒。同大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了。上智大学学業奨励賞受賞。「教養に裏打ちされた英語力の養成」「将来まで通用する英語力の養成」を掲げ、洞察力に富んだ授業は、受講者の可能性を無限に拡げる。「目標」を明確にし、そこで結果を出すための勉強法や動機付けを個人に最適化した「オンラインパーソナルコーチング」で成果を上げている。Queenの楽曲と『ロミオとジュリエット』を換骨奪胎した演劇『Q: A Night At The Kabuki』(野田秀樹氏脚本)では台本英訳も担当し、字幕サービスに活用されるなど、英語表現力も評価されている。著書に『ビジネスに効く! 英語の教養}(ビジネス社)、『1回1分でサッとおさらいマンガでゆるっと英語』、『英作文トレーニングドリルTransform』(学研プラス)などがある。