英検受験生のためのフレーズガイド:英作文マスターになろう

英検において重要なセクションとしてWritingがあります。「ReadingやListeningと違ってWritingはどのように対策したらよいか分からない…」と感じる人も多いのではないでしょうか?そこでこの記事では、英作文をする上で重要なポイントであるフレーズについて、その役割と具体例などを紹介します!

この記事でわかること

・フレーズとはなにか?
・英検の英作文に頻出のフレーズ
・フレーズを効率良く覚える方法

フレーズの重要性

フレーズとは?

フレーズとは、一連の単語が組み合わさって特定の意味を成す表現のことを指します。フレーズは、英文を形成する基本的な構成要素であり、英検のReading、Listening、Writing、Speaking全てのセクションでよく登場します。

フレーズの重要性

英検の英作文では「あるテーマに対して自分の意見を主張する」ことが求められますが、キーとなるフレーズを覚えているだけで文の書きやすさが抜群に変わります。フレーズは「文の骨組み」のようなものなので、適切なフレーズを使うことによって他の人が見ても分かりやすい文章を作ることができます。キーフレーズの使い方をマスターして、英作文するときの自分なりのテンプレートを持つことができれば、比較的簡単に合格点を取ることができるでしょう。

英検の英作文における頻出フレーズ

「あるテーマに対して自分の意見を主張する」ときの文章は、「自分の意見や立場を主張する」→「自分の主張に対する理由を述べる」→「必要ならば具体例を追加する」→「結論を述べる」という構成になります。ここではそれぞれのパートで使うキーフレーズを紹介します!

意見や立場を主張するときのフレーズ

“In my opinion, …”

例文:”In my opinion, the government should invest more in renewable energy.”
(私の意見では、政府は再生可能エネルギーへの投資を増やすべきです。)

“I believe that …”

例文:”I believe that education is key to solving many social issues.”
   (教育が多くの社会問題を解決する鍵だと私は信じています。)

“From my point of view, …”

例文:”From my point of view, early childhood education is crucial for personal development.”
(私の見解からすると、幼児教育は個人の発達にとって重要です。)

使用するときのポイント

英作文では、まず自分の意見をはっきりと主張しましょう!
結論から述べることによって、読者にとって分かりやすい文章になります。

意見や立場の理由を説明するときのフレーズ

“This is because …”

例文:”This is because a well-educated society tends to have a lower crime rate.”
(これは、教育水準が高い社会は犯罪率が低い傾向にあるからです。)

“One reason is that …”

例文:”One reason is that public transportation helps reduce city traffic congestion.”
   (一つの理由は、公共交通機関が市内の交通渋滞を減らすのに役立つからです。)

“The main reason is that …”

例文:”The main reason is that digital literacy is essential in today’s job market.”
(主な理由は、今日の職市場においてデジタルリテラシーが不可欠であるからです。)

使用するときのポイント

自分の主張に対する理由は英作文の肝です!
論理的におかしなところがないように理由を考えましょう。

具体例を出すときのフレーズ

“For example, …”

例文:”For example, countries like Sweden have successfully implemented green energy solutions.”
   (例えば、スウェーデンのような国々は、環境にやさしいエネルギー活用の実施に成功して います。)

“For instance, …”

例文:”For instance, recycling programs have significantly reduced waste in urban areas.”
(例として、リサイクルプログラムが都市部の廃棄物を大幅に削減しています。)

“A case in point is …”

例文:”A case in point is the rise of electric vehicles in the automotive industry.”
   (具体例としては、自動車産業における電気自動車の普及が挙げられます。)

使用するときのポイント

主張と理由だけではボリュームが足りないことがあります。
適切な具体例を追加して肉付けしましょう!

結論を導くときのフレーズ

“In conclusion, …”

例文:”In conclusion, adopting a vegetarian diet can lead to better health outcomes.”
   (結論として、菜食主義の食生活を採用することで、より健康になることができます。)

“To sum up, …”

例文:”To sum up, technology has played a pivotal role in modern education.”
   (要約すると、技術は現代教育において重要な役割を果たしています。)

“Therefore, …”

例文:”Therefore, we must continue to invest in renewable energy to protect our environment.”
   (したがって、私たちは環境を保護するために、引き続き再生可能エネルギーへの投資を続けなければなりません。)

使用するときのポイント

英作文の最後に、改めて自分の意見を書きましょう。
ただし、文字数の少ない英作文の場合は、結論を書くと冗長になるので注意しましょう。

フレーズを効率良く覚える方法

前に紹介したフレーズを覚えることができれば、英検での英作文の骨組みは完成させることができます。それでは、このようなフレーズはどのように覚えることが効率的なのでしょうか?ここでは、フレーズを効率良く覚える方法を紹介します。

フラッシュカードなどの使用

フラッシュカードは単語や熟語を覚えることに非常に有効で、短時間で多くの情報を記憶するのに役立ちます。フレーズとその意味、場合によっては例文も記載しておき、頭で思い出すだけではなく、発音したり、書いてみたりすることで、より効率的に記憶することができるしょう。

自作のフラッシュカードを作り、毎日スキマ時間でそのカードを使って復習します。また、デジタルフラッシュカードアプリを利用すると、スマートフォン1台で済むので便利です。AnkiやQuizletなどのアプリを活用しましょう。

実際の活用例に触れる

単にフレーズを覚えるのではなく、そのフレーズが使用される具体的な文脈を理解することも重要です。実際の会話や文章でどのように使われているかを意識することで、フレーズの意味と使い方を自然と身につけることができます。

英語のニュース記事、エッセイ、ポッドキャスト、または映画のセリフからフレーズを拾い、その使用例をノートやフラッシュカードに記録しましょう。また、それらのフレーズがどのような状況で使われているかを考えて、メモしておきましょう!

覚えたフレーズを使ってみる

覚えたフレーズを積極的に使うことで記憶に定着させることができます。日常的な会話や書き言葉でフレーズを使用する練習をすることで、自然とそのフレーズを使いこなせるようになるでしょう。

英語日記をつけたり、英検の過去問のWritingセクションを解きましょう。また、英語学習のパートナーやクラスメートとのディスカッションにこれらのフレーズを積極的に取り入れてみましょう。

まとめ

英検でのWritingセクションは合格の鍵を握る重要なセクションです。苦手意識を持っている人もキーフレーズを使いこなせるようになれば、分かりやすい英文を書くことができます。この記事で説明したことを頭に入れて、Writing力を向上させましょう!

この記事の監修者
土岐田健太

上智大学文学部英文学科卒。同大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了。上智大学学業奨励賞受賞。「教養に裏打ちされた英語力の養成」「将来まで通用する英語力の養成」を掲げ、洞察力に富んだ授業は、受講者の可能性を無限に拡げる。「目標」を明確にし、そこで結果を出すための勉強法や動機付けを個人に最適化した「オンラインパーソナルコーチング」で成果を上げている。Queenの楽曲と『ロミオとジュリエット』を換骨奪胎した演劇『Q: A Night At The Kabuki』(野田秀樹氏脚本)では台本英訳も担当し、字幕サービスに活用されるなど、英語表現力も評価されている。著書に『ビジネスに効く! 英語の教養}(ビジネス社)、『1回1分でサッとおさらいマンガでゆるっと英語』、『英作文トレーニングドリルTransform』(学研プラス)などがある。