【1万人指導】TOEIC700点に必要な勉強時間は?

今回は、TOEIC700点突破に必要な勉強時間について、1万人の指導歴から紹介します!

オックスフォード大学出版局が発表したデータによると、550点レベルの学習者が700点を突破するためには450時間かかります。

(参考:Oxford University Press「A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success」2007年)

しかし、プロのコーチと共に勉強をすることで、この時間を大幅に短縮することが可能です!

土岐田健太

結論から言うと、TOEIC700点突破にかかる時間は130時間です!

この記事でわかること!
  • TOEIC700点に必要な時間の内訳
  • 勉強スケジュールの例

TOEIC700点に必要な130時間の内訳

①英単語(金フレ)・・・60時間

 金フレには、付録を除いて1000単語収録されています。これを覚えきるには、1日200単語×5日×6周 が基本です。100単語覚えるのに大体1時間はかかるため、2時間×5日×6周で60時間は必要です。

②英文法(形式別:でる1000)・・・17時間

 でる1000は、その名の通り1000問(正確には1049問)収録されています。

 こちらは1日45分を目安に取り組みます。具体的には、本番を想定して1問30秒×30問で15分で解き、間違えたものを中心に15分かけて復習します。ちょうど1問1分です。すると1049問を1周するのに1049分、つまり約17時間かかります。

 更にこのあと、2周目(問題のポイントと解答根拠の復習)3周目(語彙も覚える)と周回数を重ねていきます。ここにかかる時間は間違いの数によるため一概には言えませんが、最低でも3周はするのがマストなため、単純計算で51時間はかかります。

③英文法(実践演習:文法特急)・・・10時間

 この本では、でる1000で身に付けた語彙文法の知識を、ランダム形式の問題集で更にアウトプットしていきます。全部で全7章、153問あり、そのうち730点レベルの問題までで5章分、約100問あります。

 1問2分(解答と解説確認)×100問で200分、これを3周で600分10時間かかります。

④総合対策(730点奪取の方法)・・・6時間

 730点奪取の方法では、730点を達成するために必ず取らなければいけない問題を学びます。

 全部で12ユニットあるので、1周にかかる時間は1ユニット30分×12日で6時間です。

⑤パート別対策(公式TOEIC プラクティス リスニング編&リーディング編)・・30時間

 ②~④終了後、パート別の問題演習に入ります。

 リスニング編リーディング編共に、STEP1のユニット学習を20日、STEP2のミニテストを4日、STEP3のファイナルテストを1日で仕上げます。合計で25日、約1カ月で終了です。

⑥模試(公式問題集8)・・・4時間

 公式問題集は、土日など時間がまとまってとれる日に取り組むのがお勧めです。本番同様2時間で取り組みます。これが2セットなので問題を解くだけで4時間必要です。

130時間の勉強スケジュールの例

①平日

 単語2時間、文法1時間+総合対策1時間

②休日

 土曜日:公式問題集TEST1(2時間

 日曜日:土曜日の復習(2時間

最後に

今回はTOEIC700点を突破するための参考書についてまとめました!

今回紹介したもの以外で、相性のいい参考書や既に使っている参考書がある場合はそれを使い続けても構いません。ただ、正しい使用法でできているかはチェックが必要となります。

土岐田健太

参考書選びは英語学習の命運を分けると言っても過言ではありません。自分ための参考書選びをしましょう!

この記事がより多くの英語学習者に届いて、これからの英語学習の参考になれば嬉しいです!

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この記事の監修者
土岐田健太

上智大学文学部英文学科卒。同大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了。上智大学学業奨励賞受賞。「教養に裏打ちされた英語力の養成」「将来まで通用する英語力の養成」を掲げ、洞察力に富んだ授業は、受講者の可能性を無限に拡げる。「目標」を明確にし、そこで結果を出すための勉強法や動機付けを個人に最適化した「オンラインパーソナルコーチング」で成果を上げている。Queenの楽曲と『ロミオとジュリエット』を換骨奪胎した演劇『Q: A Night At The Kabuki』(野田秀樹氏脚本)では台本英訳も担当し、字幕サービスに活用されるなど、英語表現力も評価されている。著書に『ビジネスに効く! 英語の教養}(ビジネス社)、『1回1分でサッとおさらいマンガでゆるっと英語』、『英作文トレーニングドリルTransform』(学研プラス)などがある。